想像以上に強かったコントレイル
日曜日に無観客で行われた日本ダービーが終わった。
結果としてダントツ1番人気のコントレイルが圧勝、力の違いを感じた。
しかも福永騎手のコメントに皆さん驚かれたのではないだろうか。
「最後の直線で遊びながら走っていた。
まだまだ要求したいことも有るし、まだ成長の途中。」
言葉は少し違うがザックリと言えば
こんなレースしてもまだ完成してない、これからの馬だよと言っていた。しかも矢作調教師の翌日のコメントも驚いた。「皐月賞の時よりダメージが少ない。元気一杯だよ」
どうやら傍目から見た以上に楽勝だったようだ。
これは久しぶりの三冠馬がしかも無敗で見られる確率は非常に高いと思う。
負けて強しも距離不安？サリオス
2着のサリオスは負けて強しの印象。
今回もコントレイルには届かなかったものの、
思えば距離に不安の有るレースでまた強い競馬をした。
レーン騎手は「折り合いも付いたしリズムも良かった。直線の反応も良かったが1頭強い馬がいた。」
とコメントしている。
ようは完敗。
疲れの影響は思った程無かったのか？距離の適正？と言った疑問は
皐月賞と比べてコントレイルとの着差、3着馬との着差を見れば明らか。
きっと究極の仕上げではあったと思うし、レーンも3週連続で調教で乗って高い強度の調教をこなしていることから皐月賞の疲れ、体調は心配したほどじゃなかったと思う。
という事はコントレイルに離され3着以降の馬に迫られたのは
やはり距離の問題だと思う。
もしも菊花賞にサリオスが出てくるなら危ない人気馬になるだろう。
でも、天皇賞秋かマイルCSに路線変更するなら
また超有力馬になると思う。
出来れば、天皇賞で見てみたいと思っている。
秋が楽しみな上位馬達
3着のヴェルトライゼンテは力を見せた。
池添騎手も「よく伸びた。これからの馬なので秋が楽しみ」
池江調教師も「この馬の力は示せた。秋はオーナーと話して決めます」
と、この馬も秋以降が楽しみというニュアンスでのコメント。
レースの印象から適距離は広そう。
マイルは流石に短いが天皇賞でも菊花賞でも出ればまた有力視できる。
同じくディープボンド、ガロアクリークも秋が楽しみと言ったコメントを残している。
特にガロアクリーク陣営は早くも菊花賞を考えているとコメントしている。実際、3着以降上位馬の中で最も幼い印象を受けた。
秋の菊花賞ではかなり成長して順位も大きく上げそう。
凄く楽しみにしている。
サトノフラッグの凡走
さて、本ブログではコントレイルの対抗にサトノフラッグを推していた。
理由は皐月賞でも凡走は精神的なもの、
強い競馬をした弥生賞を勝った武豊との乗り替わりで復活するはず。
と言った予想から地力は確実に高い同馬を推した。
しかし結果は前回と同じく直線で走らなかった。
これには武豊騎手も「道中の感じは悪くなかったのですが、弥生賞で勝った時の末脚が見られませんでした」国枝調教師も「精神的なものだと思う。夏にリフレッシュして立て直したい」とのコメント。
まだまだ子供なのかもしれないし、性格なのかもしれないが安定して走れるようになったら改めて期待したい。
先ずはゆっくり休んで欲しい。
日本ダービー予想と結果
今回の予想は◎→▲→△で馬連、3連複で的中！
予想した馬がサトノフラッグ以外1着から6着まで来ていたのには
納得しているが、重い印のサトノフラッグを大きく外してしまったのは
残念。
しかしこのレースの予想で1番納得出来たのは３番人気ワーケアを
無印に出来た事。
やはり平場のレースと違ってG1は当て易い。
今週は安田記念。
アーモンドアイがダントツ人気になるであろうレースもしっかり情報収集してオッズに関係なく勝つ馬、馬券になる馬を見付けていきたい。
