安田記念 2020 枠番確定後予想

レース予想

記録尽くめの2020年G1戦線

この春競馬G1も残すところ安田記念、宝塚記念を残すのみになった。
今年の特徴は強い馬がしっかりと結果を出している印象。特に3歳馬のクラシック戦線はコントレイル、デアリングタクトという無敗で2冠を突破し牡馬、牝馬ともに無敗の三冠馬が誕生する歴史的な年になる可能性が高い令和2年。

この時点でもすでに牡馬牝馬そろってクラシック二冠というのは45年振りらしい。そんな記念的な年の安田記念にも新記録に挑む馬がいる。それはご存知の通り先日G1ヴィクトリアマイルを馬なりで圧勝した
7冠馬アーモンドアイ!
このヴィクトリアマイルで7冠目を獲ったのだけれど、8冠目ともなると
古くはシンボリルドルフ、ナリタブライアン、あのディープインパクト等々のレジェンドホース達さえもなし得なかった。(G1の数は違うが)歴代単独TOP、しかも牝馬での達成となる。
これはやはりアーモンドアイが中心のレースと考えるのが自然だと思う。

G1馬10頭の安田記念

今年の安田記念の特徴は何と言ってもG1馬が10頭も出場する豪華な顔触れになった事。
そのため17頭のエントリーがあったにも拘らずメンバーの影響が強いのだろう、取り消しが相次いで14頭立てというメンバーになった。
やはり勝ってなんぼ儲かってなんぼは馬主も関係者も同じだろうし
無駄に出走させたくない気持ちはあるだろう。このことによりG1にしては少ない出走馬、波乱の少ない東京1600m、紛れも少なくなり良馬場なら実力通りで決着すると見ている。

現時点の予想

堅い決着の多い東京1600mで絶対的な馬がいる安田記念を予想する。

◎ 5 アーモンドアイ
○ 1 ダノンプレミアム
▲ 6 インディチャンプ
△ 2 ダノンキングリー
△ 9 アドマイヤマーズ
△ 11 グランアレグリア
△ 14 ダノンスマッシュ

アーモンドアイ中心

本来は◉にしてもよかったアーモンドアイだが、普通の◎にした理由は唯一の不安であるローテーション。初めてとなる中2週が不安というより未経験なだけと思うが今回は最高レベルのレースな為、ほんの少し評価を下げた。それでも8冠はかなり高い可能性があると見ている。

アーモンドアイ以外の有力馬

今回予想するにあたって本命のアーモンドアイは関係者コメントを見ても、前走のヴィクトリアマイルを見ても本命即決出来た。が、アーモンドアイ以外は思ったより難解だった。正直言えば今現在でも○対抗以下△まで微妙な差しかないと思っている。これは馬券を買うのは馬体重、パドックを見てからになるだろう。それほど「減点法」が相応しいレベルの高いレース。

ポイント

今回の安田記念は何と言ってもアーモンドアイ。
しかし最大の懸念とポイントは間違いなく天気であろう。今まで書いてきたように良馬場で普通に決着するのなら堅いレースになると思う。しかし、当日の天気、現在の予報通り前日からの雨によっては超難解なレースにも成り得る。何せ1990年の安田記念を勝ったオグリキャップから前年度まで稍重から不良馬場で開催されたのは3回。その全てが中波乱から大波乱になっている。出来れば良馬場での開催に期待したい。という事で馬券予想は当日の天候、馬場状態、馬体重が出たら直ぐにアップしたいと思う。馬場状態次第では予想を大きく変更する。

そしてもう1つの見所としては、共同馬主の会社「シルクレーシング」が所有するアーモンドアイ、インディチャンプと3頭出しの個人馬主「ダノン」の対決も興味がある。先日のダービーでもコントレイルも味方の完全なブロックで楽な展開の競馬になったのは事実。シルクはお互い会員同士は負けたくないだろうが会社関係者はどちらかが勝たなきゃ勿体無いレースに対してダノンは個人馬主。3頭を使ってアーモンドアイを止めに来る可能性もなくはないだろう。枠順も1、2、14がダノン、5、6がシルクと偶然にしても面白い。そう考えると予想は難しいが見所満載の今年の安田記念。
こういうレースこそ是非とも的中したいと思う。

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